プロテインは最近ではどこのドラッグストアでも置いてありますね。
需要が伸びている証拠です。
このプロテインは、タンパク質を補うものでありますが、中には入ってほしくないものもあります。
せっかくダイエットのために飲んでいる人もいるでしょう。
そんなとき、糖質である甘味料が入っていたらどうでしょうか?
その商品は選びませんよね。
健康志向の人やアスリートは、良質なタンパク質を取ることを目的に飲んでいます。
それら健康愛好家の方々は無添加・人工甘味料が入っているプロテインを極力避けています。
健康に悪いからですよね。
健康愛好家の方々に人気の無添加・人工甘味料不使用のホエイプロテインを紹介します。
ホエイプロテインとは?
ホエイプロテインは、牛乳に含まれる成分でタンパク質です。
ヨーグルトの上澄みにある透明な液を見たことありませんか?
あれがホエイ(乳清)です。
このホエイに含まれるタンパク質を原料として作られたのがホエイプロテインです。
ホエイプロテインとソイプロテインは何が違う?
ホエイプロテインとソイプロテインの違いを簡単に表にしてみました。
ホエイプロテイン | ソイプロテイン |
牛乳から作られる動物性タンパク質から作られる | 大豆を原料とした植物性のタンパク質から作られる |
体内への吸収が早い | 体内への吸収が比較的遅い |
筋肥大に効果的 | ダイエットに効果的 |
カゼインプロテインとは?
ホエイプロテインと同じく牛乳を主成分とするのがカゼインプロテインです。
この主成分であるカゼインは生乳を構成するタンパク質の約80%を占めています。
ホエイプロテインが水溶性で吸収が早いことに対し、カゼインプロテインは不溶性で固まりやすく、体への吸収速度が遅いことが特徴です。
こんな方におすすめ
ダイエット時の間食や運動をしない日のタンパク質補給、また就寝時におすすめです。
カゼインプロテインは体への吸収速度がゆっくりであることから、満腹感の持続が期待できます。
ホエイプロテインのメリットとデメリット
メリット | デメリット |
アミノ酸含有量が多い | 価格が他のプロテインに比べると高い |
筋肉修復効果が高い | |
淡白で飲みやすい | |
吸収速度が早く胃腸にもられにくい |
ホエイプロテインの製法の違いと含有量
ホエイプロテインは製法によりタンパク質の含有量が違っていたり、吸収の仕方に違いがあります。
中でもホエイプロテインはタンパク質の吸収がよいため、筋肉を増強・肥大させたい人に向いています。
トレーニング前や直後のゴールデンタイム(30分以内)に補給することが最も最適と言われています。
WPI製法
Whey Protein Isolate(分離乳清タンパク質)、イオン交換法とも呼ばれます。
WPC製法で分離されたタンパク質をさらにイオン交換して作られるため、タンパク質以外の成分はほぼ除去されて高濃度のホエイタンパクが作られます。タンパク質含有率も約90%と高く、お腹の不調になりやすい乳糖の含有率も非常に低いため、乳糖不耐症の方にも適した製法といえます。
精製度の高いホエイプロテインを実現するために比較的多くの工数が必要となり、価格は若干高めです。
WPH製法
Whey Protein Hydrolysate(加水分解乳清タンパク質)の略称です。
加水分解ペプチドとも呼ばれ、微生物に含まれる酵素などを使いWPCをペプチド状態(アミノ酸が十数個から数十個つながった状態)に分離したものです。
ホエイ含有率が約95%と高くなり、価格も高めのものが多いです。
ホエイプロテインは製法ごとにさまざまな特徴を持っています。
WPC製法
Whey Protein Concentrate(濃縮乳清タンパク質)、濃縮膜処理法とも呼ばれます。
原料になる乳清をフィルターで膜処理し、ろ過して得られた液体を濃縮する製法のため乳糖が残りやすくなってしまいます。乳糖不耐症を持つ人にとっては、腹部膨満感やお腹が張ってごろごろする原因となる場合もありますが、乳清に含まれるビタミンやミネラルをできるだけ多く残すことができるメリットがあります。
タンパク質含有率が約80%の製品はこの製法で作られていることが多いようです。引用先:グリコ
無添加・人工甘味料不使用プロテインのメリット・デメリット
甘味料不使用の健康効果
プロテインの一部にはアスパルテーム・スクラロース・アセスルファムという人工甘味料が入っています。
この人工甘味料は、研究者の間でも諸説あり意見が分かれていて、人体に影響を及ぼすとも言われています。
・常用すると味覚が鈍くなる可能性がある
・食欲増加につながりやすい
・糖尿病や心血管疾患の発症リスクを高める
メリット | デメリット |
低カロリー | 腸内細菌への影響が指摘されている |
血糖値への影響がない | 甘味が強いため過剰に摂取してしまう |
虫歯になりにくい | 感受性が高いと身体への影響がでる |
おすすめ 無添加・人工甘味料不使用プロテインブランド5選
ここでは無添加・人工甘味料不使用のプロテインを作っている人気ブランドを5選紹介します。
ボディウイング
完全に無添加のWPCホエイプロテインです。
ダイエットされている方、トレーニングで筋肉量アップを考えている方に最適です。特に人工甘味料を気にされる方おすすめです。
甘さやおいしさにこだわる方はブドウ糖やインスタントコーヒー、ココア等を入れてご自分で味を調整可能です。
■ アミノ酸スコア100、高品質なアメリカ産WPCホエイプロテイン100%使用。
■ 砂糖、合成甘味料、保存料、着色料、香料、増粘剤、消泡剤など一切何も添加していません。
■ カロリー管理されている方や合成甘味料を気にされる方に特におすすめです。
■ 甘さはありませんが、ミルクの自然な風味です。
■ 遮光性、防湿性、酸素バリヤー性に優れたアルミスタンドパック使用。
■ 使いやすい大ぶりな計量スプーン付き。
■ 「余計なものは入れない・原料は厳選する」がBODYWINGのコンセプトです。
〇必要なものしか入れません。
・身体に優しい製品を目指します。
・ドーピング物質は添加しておりません。
〇低価格を追求しますが粗悪な原料は使いません。
・「安い粗悪な原料で妥協して商品価格を下げる」という戦略は採りません。
・納得のいく高品質な原料しか使いません。
引用先:Rakuten販売ページ
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グロング
「GronG(グロング)」は『より「挑戦者」の多い世界の実現』を目指す、トータルスポーツブランドです。
【ホエイプロテイン100(ベーシック)の特徴】
1『美味しさ』・『泡立ちの少なさ』を意識して開発
2『アミノ酸スコア100』の良質なホエイタンパク質を使用
3『タンパク質含有量』:タンパク質(30g当たり):23.5g
4『甘味料・香料無添加』:甘味料・香料無添加。保存料・着色料を一切使用しておりません
5『スプーン付属』:あると便利なスプーン付き
※プロテインシェイカーは付属しておりません。
※本製品は、甘味料・香料無添加のホエイプロテインです。ホエイプロテイン本来の味・風味となっております。
※「ホエイプロテイン100 ベーシック ナチュラル」にはビタミンは含まれておりません。
引用先:Rakuten販売ページ
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FIXIT
引用先:Rakuten販売ページ
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ビーレジェンド
引用先:Rakuten販売ページ
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LIMITEST
引用先:Rakuten販売ページ
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国産ホエイプロテインブランドおすすめ
株式会社JAPAN NUTRITION コスパ日本一挑戦!プレーン 無添加 国産 ホルモン剤不使用の牛乳使用
Fight club 100%完全無添加のホエイプロテイン販売
女性におすすめのホエイプロテインブランド
ゴークリーン 女性の健康を引き出す美容のためのプロテイン 自然派健康食品ブランド
マリネス プロテイン 楽天総合ランキング第1位獲得/低糖質&保存料無添加!人気YouTuber竹脇まりな監修宅トレブランド
1kgあたりの価格比較
ボディウイング | FIXIT | グロング | ビーレジェンド | LIMITEST |
2.690円 | 5.981円 | 2.980円 | 3.380円 | 2,780~円 |
プロテインの安全性と品質管理
グラスフェッドプロテインの特徴
グラスフェッドプロテインは、牛舎の中で育てられることなく、広大な土地で放し飼いにされてストレスなく自由に動き回れる環境で育てられた牛から取れた生乳で作られたプロテインです。
良質な牧草を食べて育った牛は、ホルモン剤の使用や抗生物質入りの飼料を食べることなく、健康に育てられているため栄養価が高く、注目されているプロテインです。
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オーガニックプロテインとは?
オーガニックプロテインは、アメリカの医師が開発したもので、オーガニックえんどう豆やオーガニック玄米から作られた植物由来のプロテインです。
砂糖不使用、グルテンフリー、ヴィーガン仕様のプロテインです。
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プロテインを効果的に摂取する方法
トレーニングと組み合わせる摂取タイミング
ホエイプロテインは吸収が早く、トレーニング後の筋肉を修復する効果が高く、筋肉増大も見込めることから、アスリートやビルダーが好んで摂取しています。
最も効果的なのは、トレーニング後30分のゴールデンタイムに飲むことです。
ジムでもビルダーがトレーニング直後に飲んでいる光景をよく目にします。
トレーニング前にも摂取することがさらに効果的です。
食事とプロテイン活用法
食事と併用することも有効です。
特にダイエットをしている人は、タンパク質摂取が非常に少ないので、努めて取るべきだと思います。
食事と一緒に取っても良いですし、あまり推奨はしませんが、プロテインを朝食や夕食に置き換えるのもありです。
ダイエットしていない人でも、普段の食卓に食事と一緒に飲むのもオススメです。
無添加・人工甘味料不使用のプロテインは、自分の好みの味に変えても効果的です。
私は、そのままでも飲めますが、飲みにくい場合(味がありませんから)はちみつを少し加えて飲んでいます。
美容と健康を維持する方法
ダイエットをしている人が気をつけなくてはいけないことは、「サルコペニア」です。
「サルコペニア」は主に加齢や体活動の減少、栄養不良(ダイエット)によって筋肉量が減少し、筋力が低下する状態を指します。
ダイエットを行う際には、筋肉の維持を考慮することが重要です。
どうしても、ダイエットする場合は体重を落とすことに集中しますが、それでは健康的なダイエットにはなりません。
ダイエットしたあとの待っているのは、やせ細った代わりに筋肉のない体が出来上がってしまいます。
すなわち、体力も維持できず、疲れやすく、筋肉や内臓の活動を維持できないことになりますので、日常生活ができなくなってしまいます。
ダイエットで一番気をつけなくてはならないことは、筋肉を落とさないようにすることです。
カロリーを制限するのではなく、良質な油とタンパク質を取ることに集中しましょう。
まとめ
ホエイプロテインの無添加・人工甘味料不使用の魅力をお伝えしてきました。
人体に欠かせないタンパク質ですが、最近は誤ったダイエット方法によってタンパク質を取らない風潮がありますね。
これはとても危険なことで、若いうちはなんとか乗り切れても、歳を重ねていくうちに体に悪影響が必ず出てきます。
ホエイプロテインの敷居が高ければ、ソイプロテインから始めてもいいかもしれません。
ホエイプロテインを取る際は、無添加・人工甘味料不使用をオススメします。
しっかりタンパク質を取りましょう!
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